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入澤 啓太; Yeung, S. W.*; Suriwong, P.*; 木下 肇*
no journal, ,
放射性廃棄物における固化材としてのカルシウムアルミン酸リン酸(CAP)セメントの適合性を評価するために、セシウムの取込みに着眼しCAPセメントの組成影響を調べた。CAP試料はカルシウムアルミン酸セメント(CAC)にポリリン酸と硝酸セシウムの混合溶液を混ぜることによって作製した。硝酸セシウムは従来のCAC試料中では再沈殿し、これは硝酸セシウムとCACの相互作用は限定的であることを提示している。CAP試料中のポリリン酸含有量の増大は、CACの水和反応と硝酸セシウム再沈殿の相対量を限定させることがわかった。得られた結果は興味深いことにCAP材料と硝酸セシウムの間の潜在的な相互作用を示しているかもしれない。